ハッピーエンドが書けるまで

ハッピーエンドが書けるまで “Stuck in Love”

監督:ジョシュ・ブーン

出演:リリー・コリンズ、ローガン・ラーマン、グレッグ・キニア、
   ジェニファー・コネリー、ナット・ウルフ、リアナ・リベラト、
   クリステン・ベル、パトリック・シュワルツェネッガー

声の出演:スティーヴン・キング

評価:★★




 ある家族の者たちが愛に彷徨う様が描かれる。原題を考えるなら「愛に立ち往生」と言ったところだろうか。父と母は三年前に離婚。母は若い男とよろしくやっていて、父はそんな母にストーカー中。両親の離婚劇から愛を信じられない大学生の娘は愛のないセックス三昧。純情な高校生の息子は意中の相手のコカイン吸引現場を目撃して大ショック。

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July 24-26 2015, Weekend

◆7月第4週公開映画BUZZ


ピクセル “Pixels”
 配給:コロンビア
 監督:クリス・コロンバス
 Budget:$88,000,000~$110,000,000
 Weekend Box Office:$24,011,616(3723)
 OSCAR PLANET Score:27.5 BIG BOMB!
 Oscar Potential:視覚効果賞
 Razzie Potential:作品賞監督賞脚本賞
           主演男優賞:アダム・サンドラー
           助演男優賞:ピーター・ディンクレイジ
           助演男優賞:ジョシュ・ギャッド
           助演男優賞:ケヴィン・ジェームズ
           助演女優賞:ミシェル・モナハン

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アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン

アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン “Avengers: Age of Ultron”

監督:ジョス・ウェドン

出演:ロバート・ダウニー・ジュニア、クリス・ヘムズワース、
   クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、ジェレミー・レナー、
   スカーレット・ヨハンソン、エリザベス・オルセン、アーロン・ジョンソン、
   サミュエル・L・ジャクソン、ドン・チードル、アンソニー・マッキー、
   コビー・スマルダーズ、ポール・ベタニー、ヘイリー・アトウェル、
   イドリス・エルバ、ジェームズ・スペイダー、リンダ・カーデリーニ、
   トーマス・クレッチマン、ジュリー・デルピー、アンディ・サーキス、
   ステラン・スカルスガルド、キム・スヒョン、スタン・リー

評価:★★




 今のハリウッドはマーヴェルが仕切っている。次から次へとヒーローが登場。公開される度に大ヒット。新ニュースが入ればファンは一喜一憂。TVに進出すれば「エージェント・オブ・シールド」(13年~)が大成功。マーヴェルの狙いはずばり、アベンジャーズの世界観の拡大だ。「アベンジャーズ」(12年)がマーヴェルのヒーロー映画に対する回答だったことは間違いない。

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チャイルド44 森に消えた子供たち

チャイルド44 森に消えた子供たち “Child 44”

監督:ダニエル・エスピノーサ

出演:トム・ハーディ、ノオミ・ラパス、ゲイリー・オールドマン、
   ジョエル・キナマン、パディ・コンシダイン、ジェイソン・クラーク、
   ヴァンサン・カッセル、グザヴィエ・アトキンズ

評価:★★★




 世界的に高い人気を誇るトム・ロブ・スミスのミステリー小説の映画化だという『チャイルド44 森に消えた子供たち』は、なるほど映画好みの材料がたっぷり揃っている。舞台は1953年、ヨシフ・スターリン政権下のソ連。秘密警察の捜査官とその妻が猟奇的な少年連続殺人事件を追う。

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アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日

アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日 “Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day”

監督:ミゲル・アルテタ

出演:スティーヴ・カレル、ジェニファー・ガーナー、エド・オクセンボウルド、
   ディラン・ミネット、ケリス・ドーシー、ベラ・ソーン、
   ミーガン・ムラリー、シドニー・フルマー、ジェニファー・クーリッジ

評価:★★★




 原作小説があるらしいものの、ゼロ年代を代表する一発屋であるダニエル・パウターの「Bad Day」をベースにしたような映画だ。12歳の少年が願ったことをきっかけに、彼の家族は何をやっても上手くいかなくなる。家族のすっとこどっこいな一日を笑い飛ばす。他愛ないけれど、これがなかなかどうして、悪くない。『アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日』は正しくディズニー映画だ。

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アリスのままで

アリスのままで “Still Alice”

監督:リチャード・グラツァー、ウォッシュ・ウエストモアランド

出演:ジュリアン・ムーア、アレック・ボールドウィン、ケイト・ボスワース、
   クリステン・スチュワート、ハンター・パリッシュ、シェーン・マクレー、
   セス・ギリアム、スティーヴン・クンケン、ダニエル・ジェロル

評価:★★




 主人公アリスは50歳にしてアルツハイマーを発症する。その彼女が言う。「癌だったら良かったのに」。重い言葉だ。不謹慎でも、それが口から出てしまったとして、どうして責められよう。認知症患者が傍にいたことがある人ならば分かるはずだ。これはこの世で最も残酷で、寂しく、哀しい病気だ。

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悪党に粛清を

悪党に粛清を “The Salvation”

監督:クリスチャン・レヴリング

出演:マッツ・ミケルセン、エヴァ・グリーン、ジェフリー・ディーン・モーガン、
   エリック・カントナ、ミカエル・パーシュブラント、
   ダグラス・ヘンシュオール、マイケル・レイモンド=ジェームズ、
   ナナ・オーランド・ファブリシャス、ジョナサン・プライス

評価:★★★★




 妻子を殺された男の復讐劇を軸に置いた物語は西部劇の定番と言えるものの、男が北欧デンマークからやってきたという設定は珍しいのではないか。舞台は1870年のアメリカ。『悪党に粛清を』は北欧の気配を風に取り入れる。

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July 17-19 2015, Weekend

◆7月第3週公開映画BUZZ


アントマン “Ant-Man”
 配給:ディズニー
 監督:ペイトン・リード
 Budget:$130,000,000
 Weekend Box Office:$57,225,526(3856) Great!
 OSCAR PLANET Score:72.0
 Oscar Potential:主演男優賞:ポール・ラッド
           撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞、作曲賞

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レフト・ビハインド

レフト・ビハインド “Left Behind”
ベストセラーの聖書 信仰 キリスト教 カフェか喫茶店でコーヒーを飲んで一息
監督:ヴィク・アームストロング
リーアム・ニーソンは…ケイジのポジション?財布 お中元 ハム ビール スイーツ デパートから発送
出演:ニコラス・ケイジ、チャド・マイケル・マーレイ、キャシー・トムソン、
   ニッキー・ウィーラン、ジョーダン・スパークス、リー・トンプソン

評価:★




 アメリカからイギリスへと向かう飛行機の中。快適なフライトだと思われたのに、何人もの人々が忽然と姿を消す。それも衣服と荷物を残したまま、肉体が消失するのだ。大抵の映画では、こんなことが起こったら宇宙に住む何者かの仕業だと考えるだろう。ところが、この『レフト・ビハインド』はその理由に「神」を絡める。一気に引く。

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ザ・ギャンブラー 熱い賭け

ザ・ギャンブラー 熱い賭け “The Gambler”

監督:ルパート・ワイアット

出演:マーク・ウォルバーグ、ジョン・グッドマン、ジェシカ・ラング、
   ブリー・ラーソン、マイケル・ケネス・ウィリアムス

評価:★★




 「ギャンブラー」とカタカナで書くと、どうもロマンティシズムが感じられていけない。セットで語られる「破滅」という言葉がそれを決定づける。『ザ・ギャンブラー 熱い賭け』の主人公は、要はギャンブル中毒だ。勝ち続けることが稀だと承知していても、そこに賭けの場があれば、金をつぎ込まずにはいられない。借金がどれだけ膨らんでも、その衝動は抑えられない。ここまで来ると、病と言って良いだろう。

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ターナー、光に愛を求めて

ターナー、光に愛を求めて “Mr. Turner”

監督:マイク・リー

出演:ティモシー・スポール、ドロシー・アトキンソン、マリオン・ベイリー、
   ポール・ジェッソン、レスリー・マンヴィル、マーティン・サヴェッジ、
   ルース・シーン、ジョシュア・マクガイア、ピーター・ワイト

評価:★★★




 マイク・リーがロマン主義の英国画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーを描く『ターナー、光に愛を求めて』のいちばんの功績は、映像の美しさだろう。ターナーは「太陽は神だ」と言い放つ人物で、もちろん彼が手掛ける絵画には光の幻想性が見て取れる。黄色とオレンジの中間あたりの色彩が穏やかに入り込む。画面作りにおいて、リーは明らかにそれを意識している。

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ババドック 暗闇の魔物

ババドック 暗闇の魔物 “The Babadook”

監督:ジェニファー・ケント

出演:エシー・デイヴィス、ノア・ワイズマン、
   ヘイリー・マケルヒニー、ダニエル・ヘンシュオール、
   バーバラ・ウエスト、ベンジャミン・ウィンスピアー

評価:★★★★




 ババドックは珍しやオーストラリアの怪人だ。怪人の詳細は一冊の絵本に描かれる。白い顔に乗った真ん丸の目に大きな口。シルクハットを被り、指は鍵爪のように長い。全身は黒い影で、アフリカの奇怪な置物風と言うか、からくり屋敷に巣食う謎の奇術師風と言うか、喪黒福造豪州版と言うか。『ババドック 暗闇の魔物』でヤツが狙うのは、息子が生まれるという日に父親を交通事故で亡くして6年経つ、母親と息子だ。

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マッドマックス 怒りのデス・ロード

マッドマックス 怒りのデス・ロード “Mad Max: Fury Road”

監督:ジョージ・ミラー

出演:トム・ハーディ、シャーリズ・セロン、ニコラス・ホルト、
   ヒュー・キース=バーン、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、
   ライリー・キーオ、ゾーイ・クラヴィッツ、
   アビー・リー、コートニー・イートン

評価:★★★★




 例えば「ワイルド・スピード MEGA MAX」(11年)は荒唐無稽なアクションが見せ場になっていた。可笑しいのだ。そこまでやるかと唖然を誘う画が並んでいた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のアクションはそれと似て非なるものだ。可笑しいのは同じでも、ここには狂気が溢れ返る。そして狂気こそが物語を突き刺し、それがそのまま軸となる。簡単に言えば、全てが狂っている。マッド(Mad)を名乗るに相応しい映画だ。

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July 10-12 2015, Weekend

◆7月第2週公開映画BUZZ


ミニオンズ “Minions”
 配給:ユニヴァーサル
 監督:ピエール・コフィン、カイル・バルダ
 Budget:$74,000,000
 Weekend Box Office:$115,718,405(4301) Great!
 OSCAR PLANET Score:51.6
 Oscar Potential:アニメーション映画賞

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グローリー 明日への行進

グローリー 明日への行進 “Selma”

監督:エヴァ・デュヴルネ

出演:デヴィッド・オイェロウォ、トム・ウィルキンソン、カルメン・イジョゴ、
   キューバ・グッディング・ジュニア、ロレイン・トゥーサント、
   ティム・ロス、オプラ・ウィンフリー、テッサ・トンプソン、
   ジョヴァンニ・リビージ、オマー・J・ドージー、ヘンリー・G・サンダース、
   アンドレ・ホランド、アレッサンドロ・ニヴォラ、ステファン・ジェームズ、
   キース・スタンフィールド、コモン、ディラン・ベイカー

評価:★★




 コモンとジョン・レジェンドによる「Glory」が力強い。余計な音を削ぎ落としたサウンドに被さる、強い意志を感じさせる言葉。それを響かせる歌声。黒人が無慈悲に受けてきた悪辣な行為と、それを乗り越えてきた歴史がたっぷりの熱量と共に迫り来る。人間の大きさのような何かに包まれた楽曲だ。

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SEXテープ

SEXテープ “Sex Tape”

監督:ジェイク・カスダン

出演:キャメロン・ディアス、ジェイソン・シーゲル、ロブ・コードリー、
   エリー・ケンパー、ロブ・ロウ、ナット・ファクソン、ジャック・ブラック

評価:★★




 カーセックスやら、絶叫に近い喘ぎ声やら、コスプレやドアを開けっ放しにしての行為やら、現実ではあまりお目にかかれないセックスがいきなり出てくる。そしてポイントプレイとして提示されるのが、セックスのビデオ撮影だ。コレ、未だによく分からない。パリス・ヒルトンやキム・カーダシアンが撮るのは分かる。けれどどうも世間一般の人も当然のように撮っているみたいじゃないの。性生活に刺激を与えたい?ふむ、性的嗜好って色々ある。

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靴職人と魔法のミシン

靴職人と魔法のミシン “The Cobbler”

監督:トーマス・マッカーシー

出演:アダム・サンドラー、スティーヴ・ブシェーミ、
   ダスティン・ホフマン、メロニー・ディアス、ダン・スティーヴンス、
   クリフ・“メソッド・マン”・スミス、エレン・バーキン

評価:★★★




 靴修繕用のそのミシンは、今では珍しいだろう、足でペダルを踏んで動かすタイプのそれだ。そしてそれによって直された靴を履くとあら不思議、靴の持ち主の容姿へと変身する。四次元ポケットから出てきたかもしれないそのミシンを使うのはしかし、のび太ではない。ドラえもんもいない。アダム・サンドラーだ。ふむ、言われてみればサンドラー的設定だ。

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しあわせはどこにある

しあわせはどこにある “Hector and the Search for Happiness”

監督:ピーター・チェルソム

出演:サイモン・ペッグ、ロザムンド・パイク、トニ・コレット、
   ステラン・スカルスガルド、ジャン・レノ、ヴェロニカ・フェレ、
   バリー・アトスマ、クリストファー・プラマー

評価:★★




 自分探しや幸せ探しほど人を苛立たせるものはない。その人の人生、何をしようが勝手だけれど、人様に見せる価値のあるものになることは稀だ。七転八倒を繰り返し、すぐ傍らにある何かに意味を見出すのがせいぜいではないか。『しあわせはどこにある』でも、あぁ、主人公の辿り着く先にあるものに「歓び」を見つけられるほど、新しい見方は出てこない。

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ウォント・バック・ダウン ママたちの学校戦争

ウォント・バック・ダウン ママたちの学校戦争 “Won't Back Down”

監督:ダニエル・バーンズ

出演:マギー・ギレンホール、ヴィオラ・デイヴィス、ホリー・ハンター、
   オスカー・アイザック、マリアンヌ・ジャン=バプティスト、
   ロージー・ペレス、エミリー・アリン・リンド、
   ランス・レディック、ヴィング・ライムス、ビル・ナン、
   ネッド・アイゼンバーグ、ライザ・コロン・ザヤス

評価:★★




 テーマは教育改革問題だ。「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」(05年)のポスターが飾られていたから、おそらくその当時の実話を下敷きにしている。アメリカの公立学校は質がよろしくないようで、教師の悪待遇は度々映画に出てくる。冒頭の無気力教師は何かのジョークか。いや、おそらくこういう教師もごろごろいるに違いない。子どもの未来を案じて行動を起こす親がいても、なるほどおかしくない。モンスターペアレンツなんかとは違うのだ。

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July 3-5 2015, Weekend

◆7月第1週公開映画BUZZ


ターミネーター:新起動(ジェニシス) “Terminator Genisys”
 配給:パラマウント
 監督:アラン・テイラー
 Budget:$170,000,000
 Weekend Box Office:$27,018,486(3758)
 OSCAR PLANET Score:38.1
 Oscar Potential:撮影賞、美術賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:アーノルド・シュワルツェネッガー
           主演女優賞:エミリア・クラーク
           助演男優賞:ジェイソン・クラーク
           助演男優賞:ジェイ・コートニー

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ハイネケン誘拐の代償

ハイネケン誘拐の代償 “Kidnapping Mr. Heineken”

監督:ダニエル・アルフレッドソン

出演:ジム・スタージェス、サム・ワーシントン、ライアン・クワンテン、
   アンソニー・ホプキンス、マーク・ファン・エーウェン、
   トーマス・コックレル、ジェマイマ・ウエスト

評価:★★




 オランダの大ビール会社ハイネケンの創業者が誘拐・監禁されるも、自由を奪われたままにふてぶてしい態度を崩さない。この役をアンソニー・ホプキンスが演じると、ハンニバル・レクター博士のパロディに見える危険があることを作り手は気づいているのか否か。普通では考えられないけれど、気づいていないというのが真相ではないか。『ハイネケン誘拐の代償』は創り込みの浅い犯罪劇だ。

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ザ・レジェンド

ザ・レジェンド “Outcast”

監督:ニック・パウエル

出演:ヘイデン・クリステンセン、ニコラス・ケイジ、
   リウ・イーフェイ、スー・ジアハン、アンディ・オン

評価:★




 B級映画には絶対、これが俺たちの売りだ!と胸を張れるものが欲しい。それが映画の命になる。12世紀、アジアの山岳地帯を舞台にした『ザ・レジェンド』ならやはり、アクションに見せ場がないと嘘だろう。物語や登場人物に厚みがなくても、せめてアクションだけは…。

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トゥモローランド

トゥモローランド “Tomorrowland”

監督:ブラッド・バード

出演:ジョージ・クルーニー、ブリット・ロバートソン、ラフィー・キャシディ、
   ヒュー・ローリー、トーマス・ロビンソン、ティム・マッグロウ、
   キャスリーン・ハーン、キーガン=マイケル・キー

評価:★




 核戦争が勃発し、焚書により思想は管理される。疫病が蔓延し、緑は消滅、大地は砂漠と化す。かと思えば、突然氷河期が訪れる。ロボットが街に溢れ、コンピュータは暴走を繰り返す。猿が支配し、ゾンビが闊歩。いつの間にか殺しはエンターテイメントだ。宇宙に助けを求めるも、パラレルワールドに迷い込んで、俺はどこにいる?!…というわけで、映画人が思い描く未来は、何時でも何処でも暗い。暗過ぎる。

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クリスマスの贈り物

クリスマスの贈り物 “Black Nativity”

監督:カシ・レモンズ

出演:ジェイコブ・ラティモア、フォレスト・ウィテカー、アンジェラ・バセット、
   ジェニファー・ハドソン、タイリース・ギブソン、メアリー・J・ブライジ、
   NAS、ヴォンディ・カーティス=ホール

評価:★★




 『クリスマスの贈り物』はラングストン・ヒューズの戯曲を、舞台を現代に置き換えてミュージカル化したクリスマス映画。ヒューズは1920年代ハーレムで盛り上がったアフリカ系アメリカ人文化のムーヴメント“ハーレム・ルネッサンス”を牽引した人物だという。さぞかし芸術性豊かな世界観が広がるのだろうと期待するものの、あらら、やたら真面目な映画ではないか。

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エレファント・ソング

エレファント・ソング “Elephant Song”

監督:シャルル・ビナメ

出演:ブルース・グリーンウッド、グザヴィエ・ドラン、キャサリン・キーナー、
   キャリー=アン・モス、コルム・フィオール

評価:★★




 あるイメージがふと思い浮かぶ。青年は湖で溺れている。岸では精神科医がそれを眺めている。普通は主導権を握るのは医師だろう。青年の命は医師の判断に委ねられる。ところが、ここではこの状況下でなお、青年が優位に立つ。何故か。『エレファント・ソング』はこのイメージを膨らませる。

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June 26-28 2015, Weekend

◆6月第4週公開映画BUZZ


テッド2 “Ted 2”
 配給:ユニヴァーサル
 監督:セス・マクファーレン
 Budget:$50,000,000
 Weekend Box Office:$33,507,870(3442)
 OSCAR PLANET Score:48.5
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:セス・マクファーレン
           助演男優賞:マーク・ウォルバーグ
           助演女優賞:アマンダ・セイフライド

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ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス

ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス “The Hunger Games: Mockingjay - Part 1”

監督:フランシス・ローレンス

出演:ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、
   リアム・ヘムズワース、ウッディ・ハレルソン、エリザベス・バンクス、
   ジュリアン・ムーア、フィリップ・シーモア・ホフマン、ジェフリー・ライト、
   サム・クラフリン、ジェナ・マローン、ウィロウ・シールズ、
   スタンリー・トゥッチ、ドナルド・サザーランド、マハーシャラ・アリ、
   ポーラ・マルコムソン、ナタリー・ドーマー、エヴァン・ロス、
   エルデン・ヘンソン、ウェス・チャサム、サリタ・チョウドリー、
   ステフ・ドーソン、ロバート・ネッパー

評価:★★




 ジェニファー・ローレンスを正真正銘のメガスターに押し上げた人気シリーズの第三作『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』と前二作との最大の違いは、ゲームが出てこない点だ。圧政を強いる独裁国家パネムに反乱軍が立ち上がる。いよいよ決戦のとき、これは盛り上がりそうだ。…という期待はあっさり裏切られる。どうやら原作の三冊目を2本の映画に分けたようで(儲けないといけないからね)、作中、カットニス(ローレンス)がアクションに参加する場面が数えるほどしかないまさかの結果。いや、そもそもアクション自体が少ないんだけどサ。

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