良いお年を

 2011年も今日で終わり。一年間、無事更新を続けられました。それもこれもあれもどれも、遊びに来て下さる皆さんのおかげ。でもほんのちょっとは自分のおかげ。どうもありがとうございました。

 月曜から土曜まで休まずに更新できたのはブログ形式にしたことが大きかったと思います。基本的に記事は一日一本なので、記事が溜まることもあるのですが、これが結構な快感なのです。あぁ、こんなに記事が溜まっている、当分はゆったりできるわー、仕事早いわー、とニヤリとする。なんともまあ、しょーもない快感ではありますが、金がかかるわけでもなく、安上がりでよろしいのではないかと。今も14本も書き終わった映画感想の記事がアップ待機中。正月のんびりしても問題なし。ひゃっほう。

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テーマ : 戯 言
ジャンル : 映画

December 23 - 26 weekend, 2011

December 23 - 26 weekend, 2011

1 裏切りのサーカス|$19,201(55)$2,157,654
2 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い|$19,000(6)$114,000
3 ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル|$12,794(3448)$76,550,000
4 おとなのけんか|$11,626(7)$199,038
5 In the Land of Blood and Honey|$8,486(3)$25,459
6 シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム|$8,374(3703)$89,764,000
7 アーティスト|$7,876(167)$2,813,691
8 ドラゴン・タトゥーの女|$6,675(2914)$27,826,000
9 戦火の馬|$6,114(2376)$14,527,972

10 Alvin and the Chipmunks - Chipwrecked|$5,302(3683)$56,468,481

【タイトル|一館あたりの興収(公開館数)累計興収】赤字:初登場作品 青字:上昇作品

 メル・ギブソンさんの離婚が成立しました。あら?まだ成立していなかったのですね。驚くべきはその慰謝料。30年間連れ添ったロビン・ムーアさんに支払われる額は、インド人もビックリ、4億2,500万ドル(約330億円)ですよ。うぉー、ギブソンさん、お金持ち!ワタクシが女なら何が何でも嫁の座を目指します。もちろん暴力振るったら即離婚・慰謝料がっぽりという条件付きで!この金額はギブソンさんの全財産の半額なんだとか。ということは、まだまだギブソンさんの手元には4億ドル以上あるはずです。うぉー、ギブソンさんの嫁になる可能性が僅かでもある女性の方々が心底羨ましい…。

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ジャンル : 映画

その後の話 2011

 2011年も映画感想以外にもちょろちょろ文章を書いた。あと数日で終わりなので、その後の話をつらつら。もちろん内容はなし。


座席
 先日センチュリーシネマ2で『宇宙人ポール』を観たときは本当にマイッタ。上映直前に前の席に座った男がミニチュア版小錦とでも言いたくなるような巨体で、普通に座っていたのでは画面が見えない。こんなときに限って満席で、席の移動もできない。仕方なく、コートを尻の下に敷いて座高を高くしたのだけれど、それでも観難い。結果、ほとんど空気椅子のような状態で映画を観るハメになった。なんで映画を観ながらこんなに辛いのだろうと思いながら映画を観た。映画がとても面白かったのが救いだ。

胸の痛み
 ワタナベ先生にはまだお礼を言えていない。…と言うか、わざわざ会いに行くのも変な話のような気がする。ハッ、息子を学校に通わせれば、会う機会ができるかもしれない。ナイスアイデア!…って、息子どころか結婚もしていないんじゃ、ダメか。ちゃらーん…。

妖鬼化とテレビ小説
 やっぱり妖怪が好きだ。そして妖怪と同じくらい怪獣が好きだ。ウルトラマンの怪獣を紹介したiPadアプリは出ないだろうか。ウルトラマンからウルトラマンレオまでの怪獣だけで良いから。子どもの頃に愛した怪獣たちにまた会いたい。それにしても…テレビ局はなんで昔の「ウルトラマン」シリーズを再放送しないのかね。権利の問題なのだろうか。放送したら子どもたちは絶対食いつくと思う。

肉よ、さらば
 大学の友人たちに久しぶりに会うと、すっかり脂肪を蓄えた者もいる。あぁ、家庭を持つと、歳を重ねると、スリムな体型を保つのは難しくなるのだろうか。今のところ自分は大学時代と体重は変わっていない。ただ、着実に腹は出てきている(気がする)。つまり筋肉が減り、脂肪が増えたのだ。うぉー、嫌だー。絶対、嫌だー。効率的に筋肉をつける方法が知りたい。…と言い続けて、何年経つのだろう。

記憶力…途中からAKB
 AKB48の勢いが止まらない。その割りに一向に興味が沸かないのは、もう若くないからか。十代のときに出会っていたら、もうちょっとのめり込んだのかもしれない。最近はまた顔と名前が一致するメンバーが増えた。柏木由紀、渡辺麻友、小嶋陽菜、指原莉乃…。全員選挙で10位以内に入っているようだ。地元のSKE48は未だに一人も分からない。もっと興味を持ってあげるべきだろうか。

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テーマ : 戯 言
ジャンル : 映画

テイカーズ

テイカーズ “Takers”

監督:ジョン・ラッセンホップ

出演:イドリス・エルバ、マット・ディロン、ポール・ウォーカー、
   ヘイデン・クリステンセン、ジェイ・ヘルナンデス、
   マイケル・イーリー、ティップ・“T.I.”・ハリス、クリス・ブラウン、
   スティーヴ・ハリス、ジョナサン・シェック、
   マリアンヌ・ジャン=バプティスト、ゾーイ・サルダナ

評価:★★




 『テイカーズ』には映画ファンにはよく知られているスターばかりが登場する。通好みというのとは違うけれど、顔が見られたら嬉しくなるような面子になっている。それなのに作品に漂うのはB級映画の匂いだ。どれだけ頑張ってもトップには立てそうにない小物感がたっぷり。もちろん褒めている。

 銀行強盗を重ねることで贅沢三昧の暮らしをしている五人組がメインだ。その生活風景がバカバカしくてよろしい。大好きな高級車をぶっ飛ばし、美味い酒をかっ喰らい、綺麗な姉ちゃんたちと素っ裸で楽しいことをする。うひょーっ、これぞ男の夢!…みたいな。もうすっかり大人だけれど、たまに「仕事」して、あとは人生で遊んでます的な暮らし。単なるあんぽんたんと言うことも可能だけれど、妙に憎めないのは何故だろう。「オーシャンズ11」(01年)みたいなのを目指しながら、どうしてもそこには辿り着けないチープさが、彼らにはこびりついているのだ。粋には程遠く、でも結局、世の中そんな男ばかりだろう。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

クリスマスのその夜に

クリスマスのその夜に “Hjem til jul”

監督:ベント・ハーメル

出演:トロンド・ファウサ・アウルヴォーグ、
   クリスティーネ・ルイ・シュレッテバッケン、
    トネフリチョフ・ソーハイム、セシル・モスリ、
   サラ・ビントゥ・サコール、モッテン・イルセン・リースネス、
   ニーナ・アンドレセン=ボールド、トマス・ノールシュトローム、
   ライダル・ソーレンセン、イングン・ベアテ・オイエン

評価:★★★




 クリスマスの夜、ノルウェーの小さな田舎町に住む人々の数時間が切り取られる。主役はいない。出てくる人々それぞれの息遣いが大切にされたアンサンブル形式になっている。ロンドンを舞台にした「ラブ・アクチュアリー」(03年)と一体全体どこが違うのだろうと思う。イギリスとノルウェーという違いとは決定的に異なる何かがある。

 簡単に言ってしまえば、話の底に人生を感じさせるかどうかだろう。「ラブ・アクチュアリー」で描かれるクリスマスは、言わば消費社会が創り上げたクリスマスだ。別にそれが悪いわけではない。それもまた今を映し出したクリスマスなのだから。ただ、それを何の疑いも持たないまま受け入れ、快楽の追求に走るのは、映画の作法としてちょっとどうか。はしたなさを感じるところの方が圧倒的に多い。

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テーマ : 映画感想
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ピザボーイ 史上最凶のご注文

ピザボーイ 史上最凶のご注文 “30 Minutes or Less”

監督:ルーベン・フライシャー

出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アジズ・アンサリ、ダニー・マクブライド、
   ニック・スウォードン、マイケル・ペーニャ、フレッド・ウォード、
   ディルシャッド・ヴァザリア、ビアンカ・カジリッチ

評価:★★




 ジェシー・アイゼンバーグの口から飛び出る言葉はキラキラしている。…と今さらながらに思う。大抵の場合、早口で捲くし立てられる言葉が、まるで陶器のように艶々している。言葉が溢れ出すときのアイゼンバーグは本当に楽しげだ。言葉に命を与える喜びを隠そうとしない。「ソーシャル・ネットワーク」(10年)の中毒性は、編集の巧みさもさることながら、アイゼンバーグの台詞回しによるところも大きかったのだ。アイゼンバーグのそれは良くできたラップに通じる、独特のリズムがある。

 『ピザボーイ 史上最凶のご注文』はアイゼンバーグとルーベン・フライシャーが組んだコメディだ。この組み合わせと言ったらもちろん、「ゾンビランド」(09年)だ。あのオフビートにぶっ飛んだ可笑しさをどうしたって期待するのだけれど、これが期待ハズレもいいところ。一向に画面が弾けない。いや、それどころかどんどん湿っぽくなる。キャストが笑いを取りに行けば行くほどに、冷徹な風が吹く。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

リアル・スティール

リアル・スティール “Real Steel”

監督:ショーン・レヴィ

出演:ヒュー・ジャックマン、エヴァンジェリン・リリー、ダコタ・ゴヨ、
   アンソニー・マッキー、ケヴィン・デュランド、カール・ユーン、
   オルガ・フォンダ、ホープ・デイヴィス

評価:★★★




 遠くない未来では、生身の人間同士がぶつかり合うボクシングは廃れている。代わりに人気が盛り上がっているのはロボット・ボクシングだ。ロボットがリンク上で拳を繰り出すというのだ。なんと味気ないスポーツだろう。人間がより暴力的なものを望んだ結果ということらしいけれど、痛みの伴わない格闘の、何がそんなに面白いのか。ロボットの所有者たちはリングサイドでロボットに指令を出すばかりだ。それなのに…。

 それなのに『リアル・スティール』は面白い。いちばんの見せ場がロボット・ボクシングにあるのは間違いない。退屈な設定のはずなのに、むしろ大いに盛り上げる。クライマックスの大試合に至るまでの仕込みが、一部を除いて入念だからだ。ハリウッドならではの魔法がウェルメイドに塗されている。

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テーマ : 映画感想
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The 18th Planet Movie Awards/第18回プラネット映画賞 FYC Board(キャンペーン掲示板)オープン

The 18th Planet Movie Awards/第18回プラネット映画賞の開催に伴い、
FYC Board(キャンペーン掲示板)がオープンしました。

FYCとは「For Your Consideration」の略。

強力に推薦したい。
でも、他の方は忘れているかもしれない。
そんなときはこの掲示板を有効活用してアピールして下さい。

何度でも書き込んで構いません。
返信機能を使うことで、書き込みが上に上がります。
支持者が多いことを印象づけられるかもしれません。

書き込む際は、作品単位でお願いします。
例えば、作品Aの監督賞、作品Bの主演男優賞をプッシュしたい場合は、
スレッドを分けて下さい。

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ジャンル : 映画

December 16 - 18 weekend, 2011

December 16 - 18 weekend, 2011

1 ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル|$30,083(425)$13,385,204
2 裏切りのサーカス|$28,549(16)$879,548
3 アーティスト|$16,904(17)$1,327,520
4 おとなのけんか|$15,959(5)$15,959
5 シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム|$10,704(3703)$39,637,079

6 A Dangerous Method|$8,874(17)$719,857
7 Alvin and the Chipmunks - Chipwrecked|$6,244(3723)$23,244,744
8 SHAME シェイム|$6,025(51)$1,231,295
9 ファミリー・ツリー|$3,723(878)$28,645,909
10 ヤング≒アダルト|$3,451(986)$3,843,083

【タイトル|一館あたりの興収(公開館数)累計興収】赤字:初登場作品 青字:上昇作品

 亡くなったマイケル・ジャクソンさんの家に置かれていた家具や絵画がオークションに出され、なんとびっくり、総額は100万ドルを超えたそうです。たとえばジャクソンさんの子どもたちが「I love you daddy」と書き込んだ黒板が5,000ドル、ベッドの下に敷かれていた絨毯が15,360ドル、ジャクソン直筆のメッセージ入りミラーは25,750ドル…。やっぱりサイン入りは強いなぁ。今夏ナゴヤドームに行ったとき、ドアラ先生のサインを必死に貰おうとして失敗したワタクシって、何なのでしょう。

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ラスト・アサシン

ラスト・アサシン “Requiem pour une tueuse”

監督:ジェローメ・ル・グリ

出演:メラニー・ロラン、クロヴィス・クロニアック、
   チェッキー・カリョ、クザヴィエ・ガレ、
   クリストファー・スティルス、コッラード・インヴェルニッツィ

評価:★★




 ヒロインは殺し屋なのに銃を持たない。結構なことだ。最近は身分を忘れて、街中でも平気で銃を乱射する殺し屋ばかりだもの。己の仕事に美学を持ち、一般人に迷惑をかけることなく標的を仕留める者こそ、本物の殺し屋だろう。しかし、だからと言って、銃に代わる殺害方法がレモンやハンカチに毒を仕込むというのは、あまりにも地味かもしれない。

 『ラスト・アサシン』にはアクションと呼べる派手な描写が見当たらない。だからそれを補うために心理サスペンスを狙う。ところが、人物の動きが少ないがゆえ、画面にメリハリというものが皆無だ。当然あるべき緊張感も探すのに一苦労を強いられる。世界最高峰の殺し屋であるはずなのに、その実力を示す場面すらないのだ。むしろツメが甘く、素人に毛が生えた程度の動きでしかない。フランスの美しい山中、田舎の風景に癒されている場合ではない。

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トゥルース 闇の告発

トゥルース 闇の告発 “The Whistleblower”

監督:ラリーサ・コンドラッキ

出演:レイチェル・ワイズ、モニカ・ベルッチ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、
   デヴィッド・ストラザーン、ニコライ・リー・コス、アナ・アニシモーワ、
   アレクサンドル・ポトチェアン、ウィリアム・ホープ、
   ベネディクト・カンバーバッチ、リアム・カニンガム

評価:★★




 実話物には大いに警戒する。とりわけ政治が絡んだ実話物は相当の注意を払う。作り物では決して越えることのできない真実の迫力に寄りかかることで、「良い映画」だと錯覚させるシロモノが多いからだ。もちろん事実から学ぶこと、学ぶべきことはあるけれど、それにばかり目を配り、映画としての表現がおざなりになってしまっては何にもならない。

 『トゥルース 闇の告発』で描かれる真実は実に重たい。今から10年ほど前、ひとりの女警官がウクライナからボスニアへ連れ去られてきた少女たちの人身売買問題を告発しようとする物語。少女たちはバーと称した売春宿で働かされる。助けを呼ぼうにも暴力が恐ろしくて動くことができない。現地の警官は賄賂を受け取っている。軍の関係者や国連スタッフまでもがこの悪事に加担している。困っている者を助ける立場であるはずの者たちの、ほとんど開き直りとしか思えない悪事。あまりにも陰湿、あまりにも卑劣。聞いただけで気分が悪くなる。

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嘘つきは恋の始まり

嘘つきは恋の始まり “The Last Word”

監督:ジェフリー・ハーレー

出演:ウェス・ベントレー、ウィノナ・ライダー、レイ・ロマーノ、
   ジーナ・ヘクト、A・J・トラウス、キャサリン・ボシェール、
   ブレンダン・ミラー、ジョン・ビリングスリー

評価:★★★




 青年の職業は遺書の代筆屋だ。自殺願望のある者たちの最期の言葉を書き連ねることで飯を食っている。インターネットが窓口になっていることから察するに、軽く引きこもり気味と言って良いかもしれない。人生に絶望した者たちとばかり会う毎日。聞かされるのはネガティヴな言葉の洪水。考えただけで気が滅入ってきそうだ。

 ところが、これが陰気にならないから面白い。そうなのだ。どんどん落ち込んでしまってもおかしくない状況下だと言うのに、青年が冷静さを崩さないからか、それとも色合いに透明感があるからか、画面から受け取るのは低温の心地良さなのだ。写真や留守電の声、CDやラジコン…誰の生活にも身近にあるだろうものが不思議な安らぎをもたらしている。低温でも温くはないのが重要だ。あくまで不快さ、気持ち悪さはない。これが伝ってくるところがミソ。

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ジャンル : 映画

マノレテ 情熱のマタドール

マノレテ 情熱のマタドール “Manolete”

監督:メノ・メイエス

出演:エイドリアン・ブロディ、ペネロペ・クルス、
   フアン・エチャノヴェ、アン・ミッチェル、ルーベン・オチャンディアーノ

評価:★★




 エイドリアン・ブロディはなんでまた闘牛士を演じようと思ったのだろうか。察するに、暗くどんよりした自身のイメージを変えたかったのではないか。闘牛士ならではの煌びやかな衣装に身を包み(ブロディの衣装は全身ゴールドだ)、派手なパフォーマンスで陰の気を吹き飛ばそうじゃないか。でもダメ。全然ダメ。似合わないんだもの。衣装がどれだけ派手になっても眉間のシワは消えない。極端な八の字眉毛も変わらない。ジトッとした視線の粘着性もとれない。身体つきもそれらしくない(とりわけ尻にボリュームがないのがイカン。衣装までチープに見える)。頑張れば頑張るほどいんちきマジシャン風になるのはなぜ。

 ブロディ演じる男はマヌエル・ロドリゲス・サンチェスという名だ。多くの人からマノレテと呼ばれている。スペインの国民的闘牛士で、生涯1,590頭もの牛と対戦したのだという。彼は闘牛の戦いでミスを犯し、31歳の若さでこの世を去る。『マノレテ 情熱のマタドール』はその彼の晩年を中心に描く。…と言っても、その仕事ぶりは念入りには探られない。物語が伝えるのは、マノレテの恋だ。彼は女優や歌手として活動しながらほとんど娼婦まがいの仕事もしているルペ・シノに熱烈に惹かれる(ペネロペ・クルスが柄に合った演技)。

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The 18th Planet Movie Awards/第18回プラネット映画賞

The 18th Planet Movie Awards/第18回プラネット映画賞


対象:2011年7月1日~12月31日の間に東京で劇場公開された作品

ノミネーション投票期間:2012年1月1日~20日
最終投票期間:2012年2月1日~20日


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December 9 - 11 weekend, 2011

December 9 - 117 weekend, 2011

1 Tinker, Tailor, Soldier, Spy|$77,641(4)$310,562
2 ヤング≒アダルト|$38,783(8)$310,263
3 少年は残酷な弓を射る|$24,587(1)$24,587

4 A Dangerous Method|$19,234(4)$535,985
5 The Artist|$18,460(16)$888,741
6 Shame|$13,496(21)$781,501
7 ファミリー・ツリー|$5,000(876)$23,630,561
8 ニューイヤーズ・イブ|$3,714(3505)$13,019,180
9 The Sitter|$3,582(2750)$9,851,435

10 マリリン 7日間の恋|$3,200(244)$5,118,661

【タイトル|一館あたりの興収(公開館数)累計興収】赤字:初登場作品 青字:上昇作品

 ミラ・ジョヴォヴィッチさんがイタリアのタイヤメーカー「ピレリ」が製作する2012年版カレンダーでフルヌードを披露しているそうです。ピレリのヌードカレンダーは40年以上前から作られているそうで、コレクターがいるほどに毎年注目を集めているとのこと。カメラマンはマリオ・ソレンティさん。彼とジョヴォヴィッチさんは長年の知り合いだそうで、ジョヴォヴィッチさんは「私を脱がせられるのはマリオだけよ!」と言っているとかいないとか。撮影は夏に地中海のリゾート地で行われたそうです。カレンダーには日本からも菊地凛子さんが参加しているようで…、えっ、菊池さんも脱いでるんでしょーか。だとしたら、結構脱ぎたがりね…。

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ハートブレイカー

ハートブレイカー “L'arnacoeur”

監督:パスカル・ショメイユ

出演:ロマン・デュリス、ヴァネッサ・パラディ、アンドリュー・リンカーン、
   ジュリー・フェリエ、フランソワ・ダミアン、エレーナ・ノゲラ、
   ジャック・フランツ、アマンディーヌ・ドゥヴァーム、
   ジャン=イヴ・ラフェッス、ジャン=マリー・パリ

評価:★★




 主人公の職業は別れさせ屋だ。姉夫婦とチームを組み、ターゲットを自分に惚れさせ、ターゲットをそれまでの恋人と別れさせることで報酬を得ている。それが今回、うっかり自分がターゲットに惚れてしまう。相手もまんざらではないようだ。まるで日本のテレビドラマのような設定と展開。月9でかかっていてもおかしくない。実際、キムタクあたりが主演する画が簡単に思い浮かぶ。この俺がターゲットに惚れてしまうなんて…。自分にうろたえながら、でも想いは止められない。

 フランス映画『ハートブレイカー』のいちばんの観所は、別れさせ屋のお手並みということになるはずだけれど、これがイチイチ安い。相手の好きな音楽を口ずさむだとか(ジョージ・マイケルだ!)、好きな映画をほのめかすだとか(「ダーティ・ダンシング」(87年)だ!)、景色の良い場所で泣かせる身の上話を聞かせるだとか…。その際はバックにポップミュージックが脳天気に流れるのがお約束。いやー、勘弁してくれー。でもホレ、キムタクならうっとりしながらやってくれそうだ。自分大好きだし。

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ストーカー

ストーカー “The Resident”

監督:アンティ・ヨキネン

出演:ヒラリー・スワンク、ジェフリー・ディーン・モーガン、
   リー・ペイス、クリストファー・リー、アーンジャニュー・エリス、
   ショーン・ロサレス、デボラ・マルティネス

評価:★★




 ブルックリン橋の近くにあるアパートに越してきた女が、毎日の生活を何者かに覗かれる。オーナーだろうか。その父親だろうか。別れた恋人だろうか。よくある題材ではあるものの、真っ先に思い出すのは「硝子の塔」(93年)だ。シャロン・ストーンが高層マンションで怪事件に巻き込まれるスリラーで、その際ストーンはハイテクモニターにより部屋の隅々を覗かれていた。リメイクという言葉はどこにもないものの、『ストーカー』の設定はまるで同じだ。違うのはアパートが改修中でボロボロという点、そして管理人が若いハンサムではなくゴリラ系マッチョという点ぐらいか。

 「硝子の塔」がどこか浮世離れした空間になっていたのに対し、『ストーカー』はぐっと現実感を大切にした空間になっている。衣食住と密着した風景。至るところに汚れがあるし、ハイテク機器とも無縁。電車が通れば地震のように揺れ、バスタブも美しいとは言い難い。あくまで身近にある恐怖を目指している。絵空事ではなく、本気の恐怖。

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ターゲット

ターゲット “Wild Target”

監督:ジョナサン・リン

出演:ビル・ナイ、エミリー・ブラント、ルパート・グリント、
   ルパート・エヴェレット、アイリーン・アトキンス、マーティン・フリーマン、
   グレゴール・フィッシャー、ジェフ・ベル、ロリー・キニア

評価:★★★




 基になっているフランス映画「めぐり逢ったが運のつき」(93年)を観たのは、随分前になる。記憶しているのは今は亡きギョーム・ドパルデューが初々しかったことぐらいだろうか。物語の細かいところは覚えていない。リメイクである英国映画『ターゲット』を観ると、それも仕方ないことではないかと思う。キャラクター主導の作りになっていて、物語を追いかけるのが重要ではないからだ。

 主人公の殺し屋は業界で最も高額なギャラを手にする男。仕事も一流のはずなのに、オウムに名前を覚えられる。母に頭が上がらない。誕生日プレゼントは殺した相手を報じた新聞の切抜き。暇があるとフランス語を練習。盆栽が趣味。これをビル・ナイが演じるのだから、当然すっ呆けた味が出る。しかも彼はターゲットである女詐欺師に恋をしてしまう。そこに偶然事件に巻き込まれたちゃらんぽらん青年や、ツメの甘いギャング、新たに雇われた業界二番手の殺し屋が絡む。要するに間の抜けた連中が集まる。

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50/50 フィフティ・フィフティ

50/50 フィフティ・フィフティ “50/50”

監督:ジョナサン・レヴィン

出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン、アンナ・ケンドリック、
   ブライス・ダラス・ハワード、アンジェリカ・ヒューストン、
   マット・フルーワー、フィリップ・ベイカー・ホール、サージ・ホード

評価:★★★★




 『50/50 フィフティ・フィフティ』で賞賛されるべきなのは、難病を取り上げながら笑えるところではない。清々しく泣けるところこそ、素晴らしい。悲劇的なことを並べ立て、かつ飾り立てることで泣かせるのではない。心の機微にそっと寄り添い、ホンモノのエモーションを刺激する。その証拠に笑っている傍から胸を締めつけられている自分に気づく。あぁ、人生とはこういうものだった。笑いと涙がいつも一緒にある。

 主人公は27歳にしてガンを宣告される。覚えられないほどに難しい名前のガン。察するに治療はガンの中でも難しい方だろう。主人公がいつだって安全運転なのが可笑しい。酒は呑まない。タバコも吸わない。女性関係も清らかだ。交通ルールもちゃんと守り、周りに人がいなくても信号無視なんてとんでもない。それなのに彼はガン患者だ。安全運転なのにガン患者だ。しかも彼は車を持っていない。それどころか免許すら持っていない。

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第69回ゴールデン・グローブ賞 ノミネーション予想

※この文章は、アカデミー賞専門サイトOSCAR PLANETのために書いたものの転載になります。


 ゴールデン・グローブ賞の価値はどこにあるのでしょうか。以前はオスカーの行方を占う最も重要な賞とも言われていましたが、最近はスター寄りの傾向に拍車がかかり、公平性が崩れていると嘆かれています。批評家や世間にそっぽを向かれた作品が優遇されるのも呆れられていて、例えば前回は批評家に叩かれ興行的にも失敗した「ツーリスト」(10年)が突然ノミネートを受けたことが、選考メンバーの見る目のなさを露呈したと笑われてしまいました。物議を醸したリッキー・ジャーヴェイスの毒舌は、実は世間一般の声でもあったということです。

 ただ、それでもまだゴールデン・グローブ賞は注目を浴び続けています。授賞式は豪華スターが集まるという点ではオスカーに引けをとりません。会食形式の会場は常にリラックスした状態で、スターの素の顔を見られる貴重な機会です。賞の行方も、他の賞とは違うことを頭に入れておけば、気楽に楽しむことができるでしょう。腐ってもゴールデン・グローブ、なのです。さて、今年も全く深く考えず、主要8部門のノミネート予想をしてみました。




◆作品賞<ドラマ部門>
The Descendants Lock
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
ヘルプ 心がつなぐストーリー
ヒューゴの不思議な発明
戦火の馬 Lock

if six...
ドライヴ
ドラゴン・タトゥーの女
マネーボール



◆作品賞<ミュージカル/コメディ部門>
The Artist Lock
人生はビギナーズ
Bridesmaids
Midnight in Paris Lock
The Muppets

if six...
50/50 フィフティ・フィフティ
マリリン 7日間の恋
ヤング≒アダルト



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December 2 - 4 weekend, 2011

December 2 - 4 weekend, 2011

1 The Artist|$35,211(6)$501,624
2 Shame|$34,952(10)$349,519
3 A Dangerous Method|$29,894(4)$412,937
4 The Descendants|$8,344(574)$17,677,071
5 マリリン 7日間の恋|$4,834(244)$3,860,751
6 スリーピング ビューティー/禁断の喜び|$4,604(2)$9,207
7 ヒューゴの不思議な発明|$4,107(1840)$25,121,185
8 トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1|$4,087(4046)$246,926,409
9 The Muppets|$3,222(3440)$56,357,170
10 Kinyarwanda|$3,014(7)$21,097

【タイトル|一館あたりの興収(公開館数)累計興収】赤字:初登場作品 青字:上昇作品

 スカーレット・ヨハンソンさんは「TwitterやFacebookは絶対にやらないわ!」と宣言しています。日常の何でもないことを何故世間に報告するのか分からないとのこと。全てを曝け出すほど私はバカじゃないわよ!ってことでしょうか。まあ、ワタクシも同感なんですが、情報発信の場として使っている人や企業も多いですからね。ただ、どうしてSNSってあんなに重いんでしょうか。ワタクシのパソコンがショボいせいなんでしょうか。どーでもいいでしょうか。アーメン。

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タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密

タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密 “The Adventures of Tintin”

監督:スティーヴン・スピルバーグ

声の出演:ジェイミー・ベル、アンディ・サーキス、ダニエル・クレイグ、
   サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、トビー・ジョーンズ、
   ケーリー・エルウェス、トニー・カーラン、セバスチャン・ロッシェ

評価:★★★




 ベルギーで生まれた原作は世界中で愛されているそうで、それなのによく知らない。冒頭、主人公のタンタンが描いてもらった似顔絵こそが原作のタンタンなのだろう。すっとぼけた絵柄が興味をそそる。タンタンは少年ジャーナリストで、その相棒はフォックステリア犬のスノーウィだ。彼がノミの市でユニコーン号という名の軍艦の模型を手に入れたことから予期せぬ陰謀に巻き込まれていくという話。なるほどアニメーションで描くにはうってつけの題材。そしてあのスティーヴン・スピルバーグが目をつけるのも納得できる。

 そうなのだ。『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』はスピルバーグによる初めてのアニメーションだ。映画の世界に夢と希望を詰め込むことを使命としているスピルバーグ(時折極端にシリアスな映画に走ることもあるけれど、あちらは本来の彼ではないだろう)。時代背景がはっきりせず、しかしどこか懐かしさを感じるところがあり、そしてハイテクとは切り離された世界にはロマンティシズムが横溢する。スピルバーグがそこにイマジネーションを目一杯に注ぎ込む。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

フェイク・クライム

フェイク・クライム “Henry's Crime”

監督:マルコム・ヴェンヴィル

出演:キアヌ・リーヴス、ヴェラ・ファーミガ、ジェームズ・カーン、
    ピーター・ストーメア、ジュディ・グリア、ダニー・ホック、
    カリー・グラハム、デヴィッド・コスタビル、
    フィッシャー・スティーヴンス、ビル・デューク

評価:★★




 何とも気の抜けた話だ。何しろ主人公の頭のネジが緩んでいる。仕事を適当にこなし、妻の言うことは聞いているんだか聞いていないんだかよく分からない。そんなある日、騙されて知らぬ間に銀行強盗の運転手となり、とっ捕まり、しかし真実は吐かず、刑務所でのんびり過ごし、妻に浮気を切り出されてもすんなり受け止め、出所してからは今度は自ら銀行強盗を計画する。

 こういう男だと普通はイライラしてしまうものだと思うけれど、演じているのがキアヌ・リーヴスだから寛容な気分になる。リーヴスの掴み所のない飄々とした佇まいを通して男を見ると、暖かな日の白い雲のように、眺めているだけで心が落ち着いてくる。イライラが微笑み、或いは微苦笑に変わる。演技云々とは全然関係ない。その不器用さが大概の小さなものを笑い飛ばしてしまうのだ。まあ、いいじゃないかと。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ハッピー フィート2/踊るペンギンレスキュー隊

ハッピー フィート2/踊るペンギンレスキュー隊 “Happy Feet Two”

監督:ジョージ・ミラー

声の出演:アヴァ・アクレス、イライジャ・ウッド、ロビン・ウィリアムス、
   ハンク・アザリア、アリシア・ムーア、ブラッド・ピット、マット・デイモン、
   ソフィア・ヴェルガラ、コモン、ヒューゴ・ウィーヴィング

評価:★★




 このアニメーションシリーズの最大の美点は、言うまでもなくペンギンの可愛らしさだ。いや、もっと限定するべきだろう。ペンギンの子どもの可愛らしさだ。ほとんど球体の胴体。ふかふかの毛並み。短くバタバタする手足。青い目。黄色いくちばし。そしてもちろん白と黒のコントラスト。よちよち歩きがその可愛さを決定づける。しかもこれでダンスしてしまうのだから、ほとんど反則というものだ。辛抱タマラン。

 一作目「ハッピー フィート」(06年)の最大のミスは主人公の子ペンギンを早々に成長させてしまったことにあった。大人ペンギンも可愛くなくはないけれど、それでも子ペンギンの可愛さ十分の一ってところがせいぜいだろう。子ペンギンだった頃の可愛さを知っているから大人になってしまうと、「あんなに可愛かったのに…」と日本のあちらこちらでも聞かれるセリフをつぶやくハメになる。『ハッピー フィート2/踊るペンギンレスキュー隊』はその反省を活かしたのか、最初から最後まで子ペンギンが出ずっぱりなのが嬉しい。主人公は前作に引き続いてのマンブルと、その愛息のエリックなのだ。うん、やっぱり辛抱タマラン。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ミタさんよ

 秋のクール、珍しく日本のドラマシリーズを3本も観ている。チェックしていた海外ドラマが次々終わり、『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』だけになってしまったため(後に『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』『マット・ルブランの元気か~い?』がスタートしたのでチェックしているけど。ちゅーか、どう考えても見過ぎ。うぉー)。日本のドラマを3本も観ているだなんて、学生時代以来ではないか。

 何を観ているかというと、『僕とスターの99日』『謎解きはディナーのあとで』『家政婦のミタ』。

 『僕とスターの99日』は西島秀俊を観たいなぁという気分になったのでチェックすることに。草臥れ方が魅力的になってきたなぁと思っていたのだけど(上手に草臥れると、男は色気が出てくるのだ。堤真一が好例。逆に福山雅治はいつまで経っても若々しいだけで面白くない)、いやー、このドラマでは西島に関しては特に観るべきところなし。無理して喜劇風に走っているのが痛々しくて…。内容も韓国ドラマを無理矢理日本風にアレンジしてみました的安易さで(いや、韓国ドラマは一度も観たことがないけど)、あまりのベタさ加減に毎度恥ずかしい気分に。キム・テヒの美しさが救い。ちなみに西島と言えば、結局『あすなろ白書』を思い出すのだった。キムタクもあの頃は悪くなかった。

 『謎解きはディナーのあとで』は毒舌執事という登場人物が面白そうだったので観始めた。…のだけど、毎回毒舌はチョロッとしか出てこなくて生温い。これぐらいフツーでしょうよ(それはないか)。もっとビシバシ行っちゃってくれよ!毒舌の嵐というより、毒舌の天気雨。サラリーマンはもっと酷いこと言われてるぞ(多分)。櫻井翔が執事の台詞回しを全然モノにしていないのも気になって気になって…。こんなにヘタクソだったっけ?演出のせい?バカ刑事を演じる椎名桔平はこんな軽い役柄でもやっぱり巧い。たいして面白い役じゃないけど。ミステリー要素もしっかりしているという話を吹き飛ばすように、たいしたことない。

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テーマ : 戯 言
ジャンル : 映画

10日間で彼女の心をうばう方法

10日間で彼女の心をうばう方法 “Management”

監督:スティーヴン・ベルバー

出演:ジェニファー・アニストン、スティーヴ・ザーン、ウッディ・ハレルソン、
   マーゴ・マーティンデイル、フレッド・ウォード、
   ジェームズ・ヒロユキ・リャオ、ケイティ・オグラディ、ヨランダ・スアレス

評価:★★




 スティーヴ・ザーンは名バイプレイヤーとしてのポジションを揺るぎないものにしている俳優だ。大作にも小品にもピタリとハマるユニークな個性の持ち主。サイコロ型の頭に人の好さそうな表情が乗っかり、体型はというと小太り気味。丸い目をくるくる回してチョコマカ画面をかき回すのを得意としている。周囲の迷惑を顧みず、我が道を行くのが似合っている。彼を主人公に持ってくるだけで、物語にある程度のくすぐりが生まれるのだからたいしたものだ。ここではジェニファー・アニストンがW主演という形でヒロインを演じているというのに、演出の全力はザーンに絞って注がれている。おそらく作り手はザーンの熱烈な支持者なのではないか。少なくともザーンを想定して書かれた脚本に思える。

 『10日間で彼女の心をうばう方法』でザーンが演じているのは、アリゾナの田舎町で両親の経営するモーテルの夜間マネージャーとして働いている男だ。ある日、出張で街にやってきた絵画のセールスレディであるアニストンに一目惚れ、積極的にアタックを開始する。夜中、部屋に安ワインを持って押しかけるのを皮切りに、文字通りどこまでもアニストンを追いかけ始める。後先考えず、州も飛び越えて、想いをぶつけ続けるのだ。要するに彼はストーカーだ。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

November 25 - 27 weekend, 2011

November 25 - 27 weekend, 2011

1 The Artist|$51,220(4)$204,878
2 A Dangerous Method|$41,988(4)$226,685

3 The Descendants|$18,835(390)$10,886,952
4 トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1|$10,252(4066)$220,832,009
5 ヒューゴの不思議な発明|$8,899(1277)$15,402,042
6 The Muppets|$8,500(3440)$41,516,691
7 マリリン 7日間の恋|$7,174(244)$2,062,150

8 ハッピー フィート2/踊るペンギンレスキュー隊|$3,710(3611)$43,755,357
9 アーサー・クリスマスの大冒険|$3,575(3376)$16,301,131
10 メランコリア|$3,470(95)$1,200,599

【タイトル|一館あたりの興収(公開館数)累計興収】赤字:初登場作品 青字:上昇作品

 今週初登場した『マリリン 7日間の恋』のブロードウェイミュージカル版に主演が噂されているケイティ・ペリーさんのダンナは、日本ではあんまり知られていないラッセル・ブランドさん。彼はペリーさんの服を着るのが日常茶飯事なのだかとか。先日はペリーさんのTシャツとスウェットパンツを着てヨガのクラスに出かけたとのこと。ブランドさんは「女物は身体によくフィットして気持ち良い」「彼女のものは俺のもの」という素晴らしいセリフを口にしていたとの目撃情報も出ております。早く赤ちゃんを作って楽しませて下さい。って、不仲説もありますけどね。

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テーマ : 興行収入ランキング
ジャンル : 映画

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