スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション

スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション “Spy Kids: All the Time in the World in 4D”

監督:ロバート・ロドリゲス

出演:ジェシカ・アルバ、ローワン・ブランチャード、メイソン・クック、
   アレクサ・ヴェガ、ダリル・サヴァラ、ジョエル・マクヘイル、
   ジェレミー・ピーヴン、ダニー・トレホ、アントニオ・バンデラス

声の出演:リッキー・ジャーヴェイス

評価:★




 今手元にあるハガキサイズのカードには「4Dミッションカード AROMA-SCOPE」と記してある。画面に番号が点滅表示されたら、カードの番号を擦ると匂いが出る仕掛けなのだ。「スパイキッズ3-D ゲームオーバー」(03年)ではいち早く3D映像を取り入れていたロバート・ロドリゲス監督、それだけじゃ満足できないとばかりに今度は匂い付きの映画ときた。自分でカードを擦らなければならないアナログ加減が嬉しい。

続きを読む

スポンサーサイト

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

September 23 - 25 weekend, 2011

September 23 - 25 weekend, 2011

1 Weekend|$27,245(1)$27,245
2 Machine Gun Preacher|$11,283(4)$45,130
3 Puncture|$7,294(4)$29,175
4 マネーボール|$6,516(2993)$19,501,302
5 Dolphin Tale|$5,461(3507)$19,152,401
6 Abduction|$3,504(3118)$10,925,253

7 Detective Dee and the Mystery of the Phantom Flame|$3,352(48)$263,468
8 Killer Elite|$3,132(2986)$9,352,008
9 コンテイジョン|$2,695(3136)$57,007,898
10 My Afternoons with Margueritte|$2,679(29)$109,400

【タイトル|一館あたりの興収(公開館数)累計興収】赤字:初登場作品 青字:上昇作品

 ブラッド・ピットさんの仕事の関係でロンドンに滞在中のアンジェリーナ・ジョリーさんとその生意気な子どもたちが、同じくロンドンに来ていたグウェン・ステファニーさん(&ギャヴィン・ロスデイルさん)の家に遊びに出かけたそうです。何を隠しましょう、ワタクシ、グウェン姐さんの大ファンでして、メンテナンスとメイクのおかげか一向に老けない姐さんのお仕事復帰を心から願っているのであります。パパラッチ写真だけじゃ物足りませぬ。復活の際は、ソロじゃなくてノー・ダウトととしての新作になるのでしょうかね。仕事を途切れさせないジョリー姐さんを見習っていただきたいところです。ちなみにグウェン姐さんの第一子、キングストンくんはキッズ界では最もオシャレだと思います。

続きを読む

テーマ : 興行収入ランキング
ジャンル : 映画

世界侵略:ロサンゼルス決戦

世界侵略:ロサンゼルス決戦 “Battle: Los Angeles”

監督:ジョナサン・リーベスマン

出演:アーロン・エッカート、ミシェル・ロドリゲス、ラモン・ロドリゲス、
   ブリジット・モイナハン、Ne-Yo、マイケル・ペーニャ、
   ルーカス・ティル、アデトクンボー・マコーマック、テイラー・ハンドリー、
   コリー・ハードリクト、ジェイデン・グールド、ブライス・キャス

評価:★★




 地球が宇宙人に攻撃されるときは、VFX満載のSFアクションとして仕立て上げられるのが常だ。これからは3D化も義務化されるのかもしれない。それなのにここでは、それによって生み出される見た目の派手さはほとんど追求されていない。参考にされたに違いないのはリドリー・スコット監督の「ブラックホーク・ダウン」(01年)でありキャサリン・ビグロー監督の「ハート・ロッカー」(09年)だろう。流れてくるニュース映像では「戦時下」という表現が度々出てくる。『世界侵略:ロサンゼルス決戦』はそう、「人間 vs. 宇宙人」という構図を借りた戦争映画だ。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

水曜日のエミリア

水曜日のエミリア “Love and Other Impossible Pursuits”

監督:ドン・ルース

出演:ナタリー・ポートマン、チャーリー・ターハン、スコット・コーエン、
   リサ・クドロー、ローレン・アンブローズ、エリザベス・マーヴェル、
   アンソニー・ラップ、デイジー・ターハン

評価:★




 映画の登場人物に共感できる必要はないと思う。共感できて面白かっただとか、共感できなくて失望しただとか、共感できることこそ大切だと言わんばかりの映画の見方に出合うことがあるけれど、映画についてアレコレ思う物差しに「共感」はさほど関係ない。重要なのはその人物に興味をかき立てられるかどうかだ。自分とは全く思考回路が異なる。一般常識からも外れるだろう。全く褒められない考え方かもしれない。でもそれゆえに身を乗り出してしまうことは、良くできた映画では珍しくない。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

サンクタム

サンクタム “Sanctum”

監督:アリスター・グリアソン

出演:リチャード・ロクスバーグ、ヨアン・グリフィズ、
   リス・ウェイクフィールド、アリス・パーキンソン、ダン・ワイリー、
   クリストファー・ベイカー、ジョン・ガーヴィン

評価:★★




 どうやらジェームズ・キャメロンはよっぽど水の中が好きらしい。「アビス」(89年)や「タイタニック」(97年)はもちろん、ドキュメンタリーや短編でも海の世界にカメラを送り込んでいる。パプア・ニューギニアの密林にある洞窟に閉じ込められた男女のサヴァイヴァル劇は、水へのこだわりが相当に強いキャメロンが飛びつくのも当然の題材かもしれない。ただし、監督はアリスター・グリアソンという聞き慣れない人が担当、キャメロンはエグゼクティヴ・プロデュースに回っている。どうして自分で監督しなかったのか、ふとある考えが過ぎる。ひょっとしてキャメロンは、水中シーンがふんだんに出てくるこの低予算映画で、最新技術を試してみたかっただけなのではないか。今の技術でどこまで水中を鮮やかに切り取ることができるだろう。まずは監督ではなく、もう一歩引いたところから眺めることにしようじゃないか。深読みでしかないか。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

グリーン・ランタン

グリーン・ランタン “Green Lantern”

監督:マーティン・キャンベル

出演:ライアン・レイノルズ、ブレイク・ライヴリー、マーク・ストロング、
   ピーター・サースガード、ジェイ・O・サンダース、テムエラ・モリソン、
   タイカ・ワイティティ、アンジェラ・バセット、ティム・ロビンス

声の出演:ジェフリー・ラッシュ、マイケル・クラーク・ダンカン

評価:★★




 冷静になって考えると、かなり羨ましい能力だ。恐怖を克服、意志を強く持つことで目の前に自分の思う心のイメージを物質化できるというのだ。敵に対抗するための銃はもちろん、愛する人に贈るネックレスや高速の飛行機だって手に入れられる。四次元ポケット級の自由自在ぶりと言えるだろう。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル

陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル “The Son of No One”

監督:ディト・モンティエル

出演:チャニング・テイタム、アル・パチーノ、ケイティ・ホームズ、
   ジュリエット・ビノシュ、レイ・リオッタ、トレイシー・モーガン

評価:★★




 アメリカの公営住宅では殺人事件が起こる。…と言うのは言い過ぎだろうけれど、少なくとも映画では平和で愉快な場所であったことはない。苦しい生活を強いられている者たちが、必死にどん底から這い上がろうとしている光景が、強烈に目に焼きつく。『陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル』もそんな公営住宅出身の男の物語だ。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

September 16 - 18 weekend, 2011

September 16 - 18 weekend, 2011

1 My Afternoons with Margueritte|$10,450(2)$20,900
2 モンスター上司|$10,122(44)$116,504,487
3 コンテイジョン|$4,515(3222)$44,260,524
4 Drive|$3,929(2886)$11,340,461
5 Detective Dee and the Mystery of the Phantom Flame|$2,921(19)$166,700
6 Love Crime|$2,549(17)$159,993
7 ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路|$2,300(17)$181,858
8 The Help|$2,161(3014)$147,439,793
9 Straw Dogs|$2,128(2408)$5,123,760
10 I Don't Know How She Does It|$1,778(2476)$4,402,201


【タイトル|一館あたりの興収(公開館数)累計興収】赤字:初登場作品 青字:上昇作品

 スカーレット・ヨハンソンさんのiPhoneがハッキングされ、そこに入っていたセルフヌード写真がインターネット上に流出してしまいました。ヨハンソンさんは流出写真が自分であることを認めた上で、FBIに調査を依頼。最近は有名人のパソコンやら携帯やらがハッキングされてヌード写真が流出する事件が多発、FBIは本腰を入れて調査する模様です。ワタクシもうっかり写真を見てしまいましたが(ハイ、うっかりですよ、うっかり。ゴロゴロ流出していますから!)、オケツもオッパイもご立派。あの唇は紛れもなくヨハンソンさんでありましょう。ちゅーか、皆さん、なんでヌード写真を撮りたがるかね。フツーの人はフツーに撮っているものなんでっしゃろか。

続きを読む

テーマ : 興行収入ランキング
ジャンル : 映画

LIVE! ライブ

LIVE! ライブ “Live!”

監督:ビル・グッテンタグ

出演:エヴァ・メンデス、デヴィッド・クラムホルツ、ケイティ・キャシディ、
   ジェフリー・ディーン・モーガン、ロブ・ブラウン、エリック・ライヴリー、
   ジェイ・ヘルナンデス、モネ・メイザー、ポール・マイケル・グレイザー、
   ミッシー・パイル、アンドレ・ブラウアー、シャーロット・ロス

評価:★★




 リメイクが作られた「ローラーボール」(75年)や「デスレース2000年」(75年)の例を挙げるまでもなく、人は好奇心を抑えられない生き物だ。例えば人が死ぬところなど見たくないと常識を振りかざしても、手軽にそれが見られるとしたらついつい理性を忘れてしまう。ダイアン・レインがサイバー捜査官を演じた「ブラックサイト」(08年)で犯人が、視聴者数が上がれば上がるほどターゲットが無惨な死に近づいていく、人の好奇心を利用した罠を仕掛けたのも記憶に新しい。人はそれほどに愚かな生き物だ。別に『LIVE! ライブ』に教えてもらわなくても知っている。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

唇を閉ざせ

唇を閉ざせ “Ne le dis à personne”

監督・出演:ギョーム・カネ

出演:フランソワ・クリュゼ、マリー=ジョゼ・クローズ、
   クリスティン・スコット=トーマス、マリナ・ハンズ、アンドレ・デュソリエ、
   フランソワ・ベルレアン、ナタリー・バイ、ジャン・ロシュフォール

評価:★★★




 ギョーム・カネは駆け出しだった頃から知っているので、余計に驚く。こんな堂々たるミステリーをスタイリッシュに、格調高く、十分過ぎる重みを湛えて描き出す演出の才能に驚く。私生活でダイアン・クルーガーと結婚・離婚、続いてマリオン・コティヤールとの間に子どもを儲けているのもスゴイけれど、監督として『唇を閉ざせ』を撮り上げたことがもっとスゴイ。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

くまのプーさん

くまのプーさん “Winnie the Pooh”

監督:スティーヴン・アンダーソン、ドン・ホール

声の出演:ジョン・クリース、ジム・カミングス、バド・ラッキー、
   クレイグ・ファーガソン、ジャック・ボールター、トラヴィス・オーツ、
   クリステン・アンダーソン=ロペス、ワイアット・ホール、
   トム・ケニー、ヒューエル・ハウザー

評価:★★★




 よくよく考えてみると、プーさんが動いているのを見たことがなかった。いや、実際は見ているのかもしれないけれど、少なくとも見た記憶がない。記憶の中のプーさんはいつも絵本の中にいて、はちみつのツボの中に手を突っ込み、とても嬉しそうな顔をしていた。はちみつさえあれば幸せという顔だった。それが心に焼きついているからだろうか、はちみつを見るといつもプーさんを思い出す。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

リメンバー・ミー

リメンバー・ミー “Remember Me”

監督:アレン・コールター

出演:ロバート・パティンソン、エミリー・デ・レイヴィン、
   ピアース・ブロスナン、レナ・オリン、クリス・クーパー、
   ルビー・ジェリンズ、テイト・エリントン、
   ケイト・バートン、マーサ・プリンプトン

評価:★★




 「トワイライト」シリーズ(08年~)のヴァンパイア、エドワード役は、ロバート・パティンソンを一夜にしてトップアイドルに押し上げた。よくよく観察すると、青白いメイクで意味深な表情を浮かべていただけなのに、世界中の女の子たちがそれにコロリとマイッてしまった。パティンソンは不本意だろうけれど、『リメンバー・ミー』の製作コンセプトが「エドワードが人間だったら…」という点にあったことは間違いない(ただし、企画自体はパティンソンのブレイク前からあったという)。エドワードのイメージを壊さない程度に人間らしさをアピールする。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ハンナ

ハンナ “Hanna”

監督:ジョー・ライト

出演:シアーシャ・ローナン、ケイト・ブランシェット、エリック・バナ、
   トム・ホランダー、オリヴィア・ウィリアムス、ジェイソン・フレミング、
   パリス・アロースミス、ジョン・マクミラン、ティム・ベックマン

評価:★★★




 ひょっとすると多くの人は、少女が銃を握って戦うという共通点からリュック・ベッソン監督の「レオン」(94年)を連想するのかもしれない。けれども『ハンナ』は、ハードなスリラーの皮を被った少女メルヘンなんかとは、全く異なる感触を湛えた映画だ。少女が主人公に置かれても甘ったるさは完全に排除され、その過酷な運命がじりじりと生々しく浮かび上がってくる。物語の組み立て、構造に工夫があるのだ。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

September 9 - 11 weekend, 2011

September 9 - 11 weekend, 2011

1 コンテイジョン|$6,953(3222)$22,403,596
2 Love Crime|$4,267(10)$99,710
3 The Help|$3,041(2935)$137,327,800
4 Warrior|$2,805(1869)$5,242,107
5 The Debt|$2,546(1874)$21,867,676
6 Circumstance|$2,415(23)$182,114
7 Higher Ground|$2,167(56)$311,214
8 ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路|$2,048(12)$130,739
9 The Guard|$2,013(203)$3,254,011
10 ラブ・アゲイン|$1,726(1310)$78,510,633

【タイトル|一館あたりの興収(公開館数)累計興収】赤字:初登場作品 青字:上昇作品

 オーストラリアのシドニーで新作を撮影中のレオナルド・ディカプリオさんが、宝石店で強盗に間違われたそうです。宝石店にボディガードふたりと一緒に現れたディカプリオさん。パーカーにサングラス姿だったそうですが、一目ではディカプリオさんと分からない風貌の彼が入店してくると、店内の空気は緊張感に包まれたとのこと。他の客が避難するような風景も見られたそうな。ディカプリオさんはママの誕生日プレゼントのネックレス探しのために寄ったそうで、うーん、これならば変装っぽい格好じゃなくても良かったかもしれません。また太っちゃったのでディカプリオさんだと判別できなかったわけじゃないことを祈ります。

続きを読む

テーマ : 興行収入ランキング
ジャンル : 映画

たった一人のあなたのために

たった一人のあなたのために “My One and Only”

監督:リチャード・ロンクレイン

出演:レニー・ゼルウィガー、ローガン・ラーマン、ケヴィン・ベーコン、
   エリック・マコーマック、クリス・ノース、ニック・スタール、
   スティーヴン・ウェバー、マーク・レンドール

評価:★★★




 1953年、夫の浮気を目撃した妻が家を飛び出し、ふたりの息子と共に新しい幸せを見つけようとする話。なんとなくダイアン・レインによりピッタリの物語のような気もするけれど、しかしながらレニー・ゼルウィガー、大健闘である。ヒロインの細部の描き込みが、最近のゼルウィガーのパーソナリティにぴったり合致しているのだ。このところ女優としての計算高さが演技から透けてしまうことの多かったゼルウィガーが、ここではそれを逆手にとって役柄に真実味を与えている。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

精神科医ヘンリー・カーターの憂鬱

精神科医ヘンリー・カーターの憂鬱 “Shrink”

監督:ジョナス・ペイト

出演:ケヴィン・スペイシー、ジョー・ヌネズ、マーク・ウェバー、
   ケケ・パルマー、サフロン・バローズ、ジャック・ヒューストン、
   ダラス・ロバーツ、ロビン・ウィリアムス

評価:★




 ケヴィン・スペイシーが演じるヘンリー・カーターは精神科医だ。ただし、精神科医は精神科医でも、ハリウッドの有名人、最近の呼び名で言うならセレブリティを相手にしているところがミソ。傲慢なエージェントに売れない脚本家、歳をとり始めた女優に何やらいわくあり気なアフリカ系少女。ほとんど本人役と言っても良い役柄で出てくるロビン・ウィリアムスも診ている。ハリウッドを舞台にした映画ということで、なんとなく精神科医版「ザ・プレイヤー」(91年)的に仕上がるのではないかとニンマリする。これが全くの期待ハズレに終わってしまうのは、作り手が何を撮りたいのかを自分自身でも分かっていないからではないか。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

インシディアス

インシディアス “Insidious”

監督:ジェームズ・ワン

出演:パトリック・ウィルソン、ローズ・バーン、タイ・シンプキンス、
   リン・シェイ、バーバラ・ハーシー、アンガス・サンプソン、
   アンドリュー・ワスター、リー・ワネル

評価:★★★★




 正しく古めかしくて、鋭く新しい恐怖世界に果敢に挑んだホラー、それが『インシディアス』だ。保守的でありながら、どこか進歩的に感じられる。当然恐怖の質が、その辺に転がっているホラーとは全く違う。恥ずかしながら、何度も声が漏れそうになった。そして何度か本当に飛び上がってしまった。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ピラニア3D

ピラニア3D “Piranha”

監督:アレクサンドル・アジャ

出演:エリザベス・シュー、スティーヴン・R・マックイーン、ジェシカ・ゾー、
   アダム・スコット、ジェリー・オコネル、ヴィング・ライムス、
   ケリー・ブルック、ディナ・メイヤー、イーライ・ロス、
   クリストファー・ロイド、リチャード・ドレイファス

評価:★★★




 最初の犠牲者はリチャード・ドレイファスだ。もちろん考えての配役だろう。「ジョーズ」(75年)で人食いザメを倒したドレイファスが、湖でのんびり釣りをしている最中、200年前に絶滅したはずのピラニアに呆気なく喰われてしまう。まるで「ジョーズ」へ挑戦状を叩きつけるようなオープニングだけれど、『ピラニア3D』はしかし、そんな意気込みで作られた映画なんかではない。オリジナルの「ピアニア」(78年)の恐怖を21世紀に再現しようとした映画なんかでもない。狙いは「エロス」。いや、「エロ」とチープに表現した方がしっくりくる。これでキマリだ。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

未来を生きる君たちへ

未来を生きる君たちへ “Hævnen”

監督:スザンネ・ビア

出演:ミカエル・パーシュブラント、トリーヌ・ディルホム、ウルリク・トムセン、
   ウィリアム・ヨンク・ユエルス・ニルセン、マルクス・リゴード、
   トーケ・ラース・ビャーケ、ビアテ・ノイマン、キム・ボドゥニア

評価:★★




 デンマーク出身のスザンネ・ビアの映画は、毎度のことながら、とても分かりやすい。複雑で深刻なテーマが扱われていても、それを情報量豊富で単純な構図の中に落とし込むからだ。言わんとしていることが手にとるように伝わる。…なんて書くと、まるで褒めているみたいだけれど、むしろ逆の思いが強い。説明過多、或いは作為性から生まれる、柔軟性に欠けた息苦しさを常に感じることになる。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

September 2 - 5 weekend, 2011

September 2 - 5 weekend, 2011

1 Love Crime|$9,288(5)$46,439
2 Higher Ground|$7,212(17)$166,182
3 The Debt|$7,038(1826)$14,753,014
4 The Help|$6,993(2843)$124,272,124
5 Saving Private Perez|$5,144(161)$828,242
6 The Guard|$4,293(178)$2,706,346
7 Circumstance|$4,280(11)$114,389
8 Colombiana|$3,661(2614)$24,132,335
9 Shark Night 3D|$3,609(2806)$10,126,458
10 猿の惑星:創世記(ジェネシス)|$3,234(3193)$162,550,178

【タイトル|一館あたりの興収(公開館数)累計興収】赤字:初登場作品 青字:上昇作品

 Green Day(グリーン・デイ)のヴォーカル、ビリー・ジョー・アームストロングさんが搭乗していた飛行機から降ろされてしまいました。キャビンアテンダントが腰パンで座っていたアームストロングさんにズボンを上げるように命じましたが、アームストロングさんは拒否、そのまま飛行機から降ろされたとのことです。ズボンぐらい上げればいいのにねぇ。何か譲れない理由でもあるんでしょうか。普通に履くとアレがデカ過ぎて苦しいとか。ちゅーか、ビリー!腰パンで良かった良かった。ライヴじゃいっつも尻を見せてますからね。ちなみにワタクシ…アームストロングさんの腰パンは似合っているので許せるのですが、日本の街中で見かける若者たちの腰パンのカッコ悪さには毎度眩暈を覚えております。

続きを読む

テーマ : 興行収入ランキング
ジャンル : 映画

ソリタリー・マン

ソリタリー・マン “Solitary Man”

監督:ブライアン・コッペルマン、デヴィッド・レヴィーン

出演:マイケル・ダグラス、スーザン・サランドン、ジェナ・フィッシャー、
   ジェシー・アイゼンバーグ、メアリー=ルイーズ・パーカー、
   イモジェン・プーツ、ダニー・デヴィート、リチャード・シフ

評価:★★★★




 マイケル・ダグラスはとても分かりやすいスターだ。酒と金、そして女(セックス)が似合う。不思議とドラッグの匂いは薄い。俗っぽさを隠すことなく、なのにスターのままであり続けているのが面白い。プライヴェートのパートナーがキャサリン・ゼタ=ジョーンズであるのも素晴らしい。『ソリタリー・マン』はそういうダグラスのイメージそのままを活かした一品。詐欺行為を働いたことをきっかけに転落、そこから這い上がろうとするも、女好きが原因でますます窮地に立たされることになる男の物語。主人公の名前が「マイケル・ダグラス」でないのが残念だ。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

The 17th Planet Movie Awards/第17回プラネット映画賞 最終投票データ完全公開

The 17th Planet Movie Awards/第17回プラネット映画賞の
最終投票データを完全公開しました。

各部門の1位~5位は以下の通りです。

詳細はOSCAR PLANETをご覧下さい。


◆作品賞
 1. ソーシャル・ネットワーク(デヴィッド・フィンチャー監督)
 2. 英国王のスピーチ(トム・フーパー監督)
 3. ブラック・スワン(ダーレン・アロノフスキー監督)
 4. トゥルー・グリット(ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督)
 5. X-MEN:ファースト・ジェネレーション(マシュー・ヴォーン監督)

◆監督賞
 1. デヴィッド・フィンチャー(ソーシャル・ネットワーク)
 2. ダーレン・アロノフスキー(ブラック・スワン)
 3. ダニー・ボイル(127時間)
 4. トム・フーパー(英国王のスピーチ)
 5. ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン(トゥルー・グリット)

◆主演男優賞
 1. コリン・ファース(英国王のスピーチ)
 2. ジェームズ・フランコ(127時間)
 3. ジェシー・アイゼンバーグ(ソーシャル・ネットワーク)
 4. マイケル・ファスベンダー(X-MEN:ファースト・ジェネレーション)
 5. ジェフ・ブリッジス(トゥルー・グリット)

続きを読む

テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

ハッピー・ゴー・ラッキー

ハッピー・ゴー・ラッキー “Happy-Go-Lucky”

監督:マイク・リー

出演:サリー・ホーキンス、エディ・マーサン、
   アレクッシス・ゼガーマン、アンドレア・ライズボロー、
   サミュエル・ローキン、エリオット・コーワン、
   シルヴェストラ・ル・トゥーゼル、スタンリー・タウンゼント

評価:★★★




 のっけからオヤッと思う。マイク・リー監督作だというのに画面が弾んでいるのだ。誤解を恐れずに言うなら、リーは労働者階級の貧乏暮らしを見つめてきた監督だ。それがまるでオードリー・ヘップバーンあたりの往年のスターでも出てきそうな音楽に乗せて、満面の笑顔を浮かべた女性を軽やかに切り取る。服装からしていつもとは違う。トップはブルーの重ね着。スカートは膝丈のデニム。逞しいブーツ。大きな輪っかのイヤリング。果物の形をした赤いネックレス。女は自転車に乗ってロンドンの風を切る。立ち漕ぎだってする。ただし、マシーンはおんぼろ。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ザ・ルームメイト

ザ・ルームメイト “The Roommate”

監督:クリスチャン・E・クリスチャンセン

出演:レイトン・ミースター、ミンカ・ケリー、キャム・ギガンデット、
   アリー・ミシャルカ、ダニール・ハリス、フランシス・フィッシャー、
   トマス・アラナ、ニーナ・ドブレフ、ビリー・ゼーン

評価:★★




 オリジナルの「ルームメイト」(92年)は何と言っても、作品自体の出来映えはともかく、ジェニファー・ジェイソン・リーが怖かった。家賃対策のためルームメイトを募集、大変地味な女と暮らすことになったヒロインを描くサイコスリラー。ブロンドのショートカットが鮮烈だったヒロイン、ブリジット・フォンダも悪くなかったけれど、より胸に残ったのはリーだ。地味なルームメイトの、ジワジワと染み入るような怖さを執拗に体現。どの場面も冷気が静かに感じられたことを思い出す。ほの暗く、しっとり。陰鬱で、ひんやり。

続きを読む

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

August 26 - 28 weekend, 2011

August 26 - 28 weekend, 2011

1 Higher Ground|$7,165(3)$21,495
2 Circumstance|$6,188(7)$43,318

3 The Help|$5,233(2778)$96,833,423
4 Colombiana|$3,982(2614)$10,408,176
5 The Guard|$3,595(107)$1,777,900
6 Don't Be Afraid of the Dark|$3,089(2760)$8,525,728
7 Our Idiot Brother|$2,744(2555)$7,011,631
8 Brighton Rock|$2,731(12)$32,774

9 猿の惑星:創世記(ジェネシス)|$2,628(3374)$148,674,018
10 ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路|$2,534(7)$73,586

【タイトル|一館あたりの興収(公開館数)累計興収】赤字:初登場作品 青字:上昇作品

 「トランスフォーマー」シリーズをクビにされたことで知られるミーガン・フォックスさんが、右腕の内側に入れていたというマリリン・モンローさんのタトゥーを消すことにしたそうです。イタリアのファッション誌のインタヴューによると、フォックスさんは消す理由として「マリリンは情緒不安定で、躁鬱病の気があって、しかもネガティヴだったらしいのよ。負のエネルギーは要らないわ」と語ったそうな。なんだか「自分は物知りなの」みたいな言い方に聞こえますが、そういうあんぽんたんなところもフォックスさんの魅力でありましょう。あの顔、あのスタイルで、頭まで良かったら、うーん、そりゃダメよ。目指すはシャロン・ストーン姐さん路線であります。

続きを読む

テーマ : 興行収入ランキング
ジャンル : 映画

8月までに公開された作品の中でオスカーの可能性があるのは…? 2011

※この文章は、アカデミー賞専門サイトOSCAR PLANETのために書いたものの転載になります。



 サマーシーズンが終わったからといって、ハリウッドが落ち着くことはありません。莫大な製作費がかけられた超大作が次々封切られるサマーシーズンの後は、約半年後に開かれるアカデミー賞を意識した、芸術色・文芸色の濃い作品がやはり次々封切られていくことになるのです。大体9月第一週から有力作が登場、12月の最終週まで気の抜けるときはありません。映画祭も頻繁に開かれ、中でもトロント国際映画祭で話題になることは大変大きな意味を持っています。勝負はもう始まるのです。乗り遅れを取り返すのは容易くはありません。

 ただ、アカデミー賞に絡む作品の全てが9月以降に封切られるわけではありません。多くが9月以降に封切られるのは会員の記憶に残っている内に投票をしてもらいたいからですが、近年はDVDキャンペーンが与える影響も大きくなっていて、8月以前封切作であっても候補に挙がることは珍しくはなくなってきました。昨年だと『インセプション』『キッズ・オールライト』『トイ・ストーリー3』『ウィンターズ・ボーン』『Animal Kingdom』といった作品が8月以前に公開日を迎えました。いずれも公開日のハンディを跳ね除けての主要部門候補入り。会員は公開日を意識して作品を評価しているわけではないということです。

 では、今年はここまでどんな作品が支持されたのでしょうか。今回は第84回アカデミー賞(主要6部門)が9月上旬に開かれたとしたらどうなるか考えてみました。対象は今年の1月から8月までに公開された作品となります。もちろん違う意見の方も多いでしょうが、それほど大差ないはずです。




◆作品賞
Bridesmaids(ポール・フェイグ監督)
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(デヴィッド・イェーツ監督)
The Help(テイト・テイラー監督)*
Midnight in Paris(ウッディ・アレン監督)*
ツリー・オブ・ライフ(テレンス・マリック監督)*

続きを読む

テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

プロフィール

Author:Yoshi
Planet Board(掲示板)

旧FILM PLANET

OSCAR PLANET




since April 4, 2000

バナー
FILM PLANET バナー

blogram投票ボタン
blogram投票ボタン
人気ページ<月別>
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
最新トラックバック
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Friends
福☆こもろ